五重塔 爪楊枝で瓦表現

素組にしたウッドクラフトの五重塔に爪楊枝使って、瓦表現を追加することにした。

現状はタダの平面的な屋根になっているものを右のような瓦を再現する。

爪楊枝で瓦表現するため、必要な本数を割り出す。

屋根幅合計が5階層合計で230cm。
爪楊枝の幅が2.2mm。
2mm間隔で配置するので、1本あたり4.2mm。

2300mm÷4.2mm=548本!必要。

楊枝は、白樺製の溝なし300本入り550円を2箱購入。

爪楊枝を2/3程度削って半丸に近づけるため、ガンプラ改造用に買ったプラ板(0.5mm)を加工して爪楊枝を削る治具に。

とりあえず、爪楊枝のとがった部分をひたすら切り落とす。

幅広のマスキングテープに爪楊枝を隙間なく並べて治具にセット

240番の紙やすりを紙やすりホルダーにセットして、爪楊枝を半丸に削る。

削り終わったらいよいよ屋根に張り付け作業開始。

2mm厚のアルミ板をスペーサーとして使用して、等間隔に爪楊枝を
張り付けてゆく。
接着剤はコニシ木工ボンド速乾性を使用。

端のほうは用事を斜めにカットしてきっちり接着できるようにした。

やっと屋根1面貼り付け完了!1面貼るのに1時間10分・・・・
先が長いなぁ・・・

黙々と貼り付け作業継続・・・

乾燥を待って、ニッパーで切り揃える。

最終仕上げとして、ニッパーで挟んで切った部分を水で湿らせ、変形(挟んでへこんだ
もの)を元に戻して、楊枝の小口に軽くやすりを掛けて整えて完成。

写真で見るとあまり変わり映えしませんが、実物はそうとう見栄えがし、リアル感が増しました!
(と、思いたい・・)
究極の自己満工作でした!