リネージュをやっていると、ログインしたタイミングで、攻撃速度等が早いなぁと感じるときと、ピタピタ止まるなぁと言うときがある。
特に一昔前のSOM殴りのときは、1打撃毎に止まり難儀した。
これはSOMの仕様変更により改善されたが、通常武器でもそのときにより止まる感じがしたり、モンスをタゲって殴り始めるときにちょいスムーズに行かない時等がある。
(殴り始めてオート殴りにしたつもりがなってないとか・・・)
実際、武器のOEで打撃1上げるとか細かなことの積み上げでキャラスペックを上げているわけで、このピタピタ止まる感、心理的にも効率的にも結構大きな比重を占めていると思う。
で、前からTcpAckFrequencyというPCのレジストリの設定項目があるってのは知ってた。
これは、ホストサーバーとクライアントPC間で通信する際のパケットのやり取りの頻度を決める値だ。
通常、ホスト~クライアント間では、「パケット送ったよ~」「はい、受け取ったよ~」と通信が正常に行われているか確認を取り合っている。
Tcp-Ack-FrequencyのAckとは、この「受け取ったよ~」という返事の事。
これを毎回毎回やっていたのでは、通信が細切れになって効率が悪いと言うことで、WINDOWSでは、「正常に受け取ったよ~」というメッセージが2個溜まったら実際にデータを送出している。
それ以外にも、MTU値いっぱいになったら送るとか、200msたったら送るとかあるが、TcpAckFrequencyの値を1にすることで、ほとんどのオンラインゲームでは動作の改善が見られると言う。
☆細切れにやり取りするという事で、大きなファイルのダウンロードなどでは逆に不利になると言われています。
今年に入って、PCを最新スペックにしてOSもWINDOW7にした。
前のPCほどではないが、それでもたまに「今日はやけに攻撃がとまるなぁ・・・」という事がある。
今回は、WINDOWS7にも対応している「comfortable PC」という最適化ツールを使ってこのTcpAckFrequencyを変更してみた(実際は1週間ほど前に変更し様子を見ていた)
やったのは、「TCP/IPのパケット遅延をなくする」と言う項目にチェックを入れただけ。
[感じられる効果]
・攻撃などで遅いなぁ、止まるなぁと感じる事がほぼ無くなった。
・ドラゴンブラッド速度が、実はすげ~速いっての改めて実感できた。
・エンチャや攻撃魔法など個々の動作のレスポンス改善。(連打も早い気が)
・ポータル移動が早い!(ケイブに入ったり、ランテレしたりの画面切り替わりが早い)
・フルBOX喰らっても、次のモンスをスムーズにタゲ&殴れる。
・他のPCが画面に入ると動作が一瞬とまったりしていたのが改善された(完全ではありませんが)
特にデメリットは感じられません。
PCスペックは十分なはずだけどどうも動作にストレスが・・・・と言う方は試してみる価値はありそうです。
☆いわゆる禁止されているクライアント改変では?については、問題ないと思ってます。
リネージュの配布ソフトへ手を加えるわけではなく、パソコンの環境設定を変えているという事ですから。
もっとも、パケット通信を細切れにすることで、サーバーへの負荷をかけているという事はあります。
将来、規制が掛かる可能性は否定できません。
また、今回の記事はレジストリを変更したりしますので、自己責任で・・・・