私の会社は東京・日本橋人形町にあります。
人形町界隈、江戸時代からの老舗などを含め見所満載ですが、地元にいると(住んでいるわけではないですが・・・)当たり前すぎてかえって他から人形町を訪れる人のほうが街に詳しかったりします。そんな人形町の中で私の好きな一角をご紹介します。
人形町通りと甘酒横丁の交差点から少しずれたあたりに大観音寺(おおかんのんじ)が有ります。
この大観音寺の脇に車が入れない細い路地があります。長さはせいぜい100mぐらいです。
この小路、途中車道を跨いで太田寿司の角まで続いていますが、ここが小路の片側に小料理屋さん料亭が並んでいて、しかも家並みも古く店の作りもなかなか古風&凝ってます。
夏の夕方に通ると、板さんが水を打っていたり、夕暮れは電灯にぼんやりと灯が入り、とても風情があります。
写真に撮ってしまうと、(私の写真の腕前にもよるのですが)通り全体に漂う空気とか雰囲気が伝わらないのですが・・・・
気になってこの小径に何か通りの名前でもあるのだろうかと調べてみたら、芳町芸者新道「小菊通り」というらしいです。
なんとなく京都先斗町と似ている感じですが、全体に野味が感じられ、店先に並んだ植物や建物の意匠などをみると、やはり江戸の下町の粋を感じてしまいます。
もっとも下町風とはいっても、ここに並ぶ料理屋さんは、夜行くとご予算1万円ではとても無理かなぁと・・・
よし梅・きく家・香月・いわ瀬・きく家はなれ・高はし・よし梅芳町亭・太田寿司と並んでいます。
今回は通りのご紹介でしたが、機会があればうまい酒と料理のご紹介もしたいと思います。
でも、改めて写真を撮るために各お店を廻ったら、予算幾ら掛かるかと思うと・・・・
(太田寿司さんにはいつもバイクが止まってます。バイクの前輪のむいているほうが今歩いてきた道です)
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