1963年9月、アルファ・ロメオ社の新工場Arese(アレーゼ)で、アルファロメオの次世代をになうスプリントGTの記者発表が行われた。丸やかでありながら引き締まったラインを与えられたボディは、The
Line,proposed by Bertone、ベルトーネ工房のジウジアーロによるデザインだった。
ボデイスタイルにとどまらず、サーボアシストによる4輪ディスクブレーキや5速ミッションの採用などスペック的にも先進的であった。
このスプリントGTと続くスプリントGTヴェローチェの人気を受けて、さらに顧客層の拡大を目指して投入されたのが、GT1300ジュニアであった。正確を期するなら、スプリントGT系のボディに従来からのジュリエッタのパワーユニットを組み合わせたものであった。
|
アルファロメオ スプリントGTの系譜 |
1963-68 |
スプリントGT |
1966-68 |
スプリントGTヴェローチェ |
1966-72 |
GT1300ジュニア |
1967-72 |
1750GTV |
1972-77 |
GT1600ジュニア |
1971-77 |
2000GTV |
|